2025年11月7日
病院勤務では医師や検査機器がすぐそばにあるため、判断や処置もチームで行えます。
しかし、訪問看護は基本的に看護師が一人で利用者さんのご自宅に伺うため、自分の判断で行動しなければならない場面が多くなります。
「熱意ややる気」だけでは不十分で、日頃から小さな変化に気づき、適切に対応する力が大切です😊
訪問看護師に欠かせないのが、体調変化を的確に読み取る力です。
バイタルサインの異常や皮膚の状態、ちょっとした表情や行動の変化に気づけるかどうかが、急変を未然に防ぐカギになります。
日々の観察を通して「いつもと違う」に気づける力が求められます。
在宅では病院のようにすぐに医師や検査機器に頼ることができません。
だからこそ、これまでの経験を活かして現場で迅速に判断し、適切な対応をとる力が必要です。
救急搬送が必要かどうかを見極め、ご家族にも安心を与えられるような冷静さが欠かせません。
訪問看護は一人で動いているように見えても、実際はチーム医療の一部です。
医師、リハビリスタッフ、ケアマネジャー、ヘルパーなど、多くの専門職と協力しながら支援を行います。
そのため、情報を正しく伝える力や、円滑なコミュニケーションがとても重要です🌸
在宅医療では、ご本人だけでなくご家族も大きなケアの対象です。
体調の不安や介護の悩みを受け止め、寄り添いながら安心して在宅生活を続けられるようにサポートする姿勢も求められます。
訪問看護師に必要とされるのは、
といった実践的なスキルです。
これらは経験とともに育っていく力なので、最初から完璧でなくても大丈夫。
「利用者さんを支えたい」という思いを大切に、少しずつ身につけていきましょう😊🌈