心に寄り添う訪問看護の第一歩 利用者さんの声をしっかり聴く姿勢

「傾聴」は信頼づくりの基本

訪問看護で大切なのは、医療的なケアだけではありません。
本当に大切なのは、利用者さんの声にどう耳を傾けるかという姿勢です👂

「話を聞いてくれる人がいる」
「ここでは安心して話せる」
そんなふうに感じてもらうことで、少しずつ心を開いてもらえるようになります。

そして、そのきっかけになるのが「傾聴」です。

ただ聞くだけではなく、心で聴く

傾聴とは、単に話を聞くだけではありません。
相手の気持ちを受け止めながら、共感しながら聴くことが大切です🌿

たとえば、

  • 「そうなんですね」
  • 「それは大変でしたね」
  • 「つらかったですね」

こうしたひと言を添えるだけで、「この人はちゃんとわかってくれてる」と安心してもらえます😊

表情やうなずきも大事なサイン

会話の中では、言葉だけでなく表情やうなずきもとても大切です😊
目を見てうなずく
ゆっくり話す
相手のペースに合わせる

そんな小さな行動ひとつひとつが、「この人に話してよかった」と思ってもらえるきっかけになります。

訪問のたびに、少しずつ距離が縮まっていく感覚があれば、それは信頼関係が育ってきている証拠です🌱

確認しながら深く聞く

「○○とおっしゃっていましたが、それってたとえばどういうことですか?」
「前回お話しされていたこと、その後どうなりましたか?」

このように、話を確認しながら丁寧に聞くことで、利用者さんも「自分の話をちゃんと覚えてくれている」と感じてくれます。

その積み重ねが、より深い信頼関係につながります✨

傾聴は“心のケア”そのもの

体のケアと同じくらい、心に寄り添うケアも大切です。
話を聞くことは、ただの雑談ではありません。
不安や孤独、心配ごとを外に出してもらうための大事な時間です。

看護師としてではなく、“人として”そこにいることが、訪問看護の大きな意味のひとつだと感じています💛


訪問看護で信頼関係を築くには?利用者さんと心を通わせるために大切なこと